根曲竹。
今季初の本格的なタケノコ狩りに行ってきました。
死者が出ても皆さまやめられない、中毒性の高い森の麻薬「根曲竹」です。
今回はその正体を見たような?
ランニングで「ランニングハイ」という状況があるように、
タケノコ狩りには「タケノコ狩りハイ」がある。
多分・・・
お陰でこんな事になってしまった。
50リットルのクーラー1個、20㎏程リンゴが入る箱1個、同量のタケノコが入るリュック1個。
多分、45㎏?
本当は50㎏オーバーを予定していたのですが、ペース配分を間違えて、
若干余裕がある状態で藪から離脱することになってしまった。
それにしても、今回は人が多かった。
人が多いこともあり、荒らされていないポイントを求め、奥地へ200m入ります。
たった200mと侮ることなかれ。
人跡は基本150mです。
TK氏というおじいちゃんも、昔は200m地点まで入ったそうだが、
狒々のようなおじいちゃんも、自分の体力をわきまえているらしく、
最近はこの地点へは入らないそうだ。
正直これが賢明な判断なような気がする。
ただし、深部は太い!太いのだ!!
で、大きくなりすぎて取らなかったが、ユキザサも親指レベル。
こんな太いものが存在することを知らなかった。
恐るべき深部である。
ただし、私の見ている・入れる範囲は深部のほんの入り口。
誰も入らない場所は広大。
だがしかし、300mの深部からハッキリと声が聞こえた。
自宅に帰って地図を見てもルートは無い。
これが噂に聞く竹の子の精の仕業か?不思議。
因みに携帯も圏外のため、頭の中の地図を頼りに進む訳だが、
1回目、目的地点に到達できないものの、リュックも膨れたため離脱。
2回目、目的地点に到達するも、離脱地点が脳内位置情報から20mの乖離。
3回目、目的地点に到達するも、離脱地点が脳内位置情報から50mというあり得ない程の乖離。
って、タケノコ狩り3アタックもするから、7時間も山の中に居たことになる。
朝5時に入山して離脱したのは、12時(笑)
この量があれば1年間食べるに困らない・・・と思ったがお裾分け等色々していたら、
我が家分の保存食は瓶詰4本、冷凍5袋と全く足りない。
しかも、瓶詰の内1本は泡が出ており明らかに失敗orz
来週も本気のタケノコ狩りに行こうと思います。
今回で脳内の地図もデータが修正されたので、次回は少しマシになるような?
人間何事も経験ですね。
経験を継承してくれる先人にも感謝です。
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