根曲竹。

2017年06月27日 19:26

今季初の本格的なタケノコ狩りに行ってきました。

死者が出ても皆さまやめられない、中毒性の高い森の麻薬「根曲竹」です。

今回はその正体を見たような?



ランニングで「ランニングハイ」という状況があるように、

タケノコ狩りには「タケノコ狩りハイ」がある。

多分・・・

お陰でこんな事になってしまった。



50リットルのクーラー1個、20㎏程リンゴが入る箱1個、同量のタケノコが入るリュック1個。

多分、45㎏?

本当は50㎏オーバーを予定していたのですが、ペース配分を間違えて、

若干余裕がある状態で藪から離脱することになってしまった。

それにしても、今回は人が多かった。

人が多いこともあり、荒らされていないポイントを求め、奥地へ200m入ります。

たった200mと侮ることなかれ。

人跡は基本150mです。

TK氏というおじいちゃんも、昔は200m地点まで入ったそうだが、

狒々のようなおじいちゃんも、自分の体力をわきまえているらしく、

最近はこの地点へは入らないそうだ。

正直これが賢明な判断なような気がする。

ただし、深部は太い!太いのだ!!

で、大きくなりすぎて取らなかったが、ユキザサも親指レベル。

こんな太いものが存在することを知らなかった。

恐るべき深部である。

ただし、私の見ている・入れる範囲は深部のほんの入り口。



誰も入らない場所は広大。

だがしかし、300mの深部からハッキリと声が聞こえた。

自宅に帰って地図を見てもルートは無い。

これが噂に聞く竹の子の精の仕業か?不思議。

因みに携帯も圏外のため、頭の中の地図を頼りに進む訳だが、

1回目、目的地点に到達できないものの、リュックも膨れたため離脱。

2回目、目的地点に到達するも、離脱地点が脳内位置情報から20mの乖離。

3回目、目的地点に到達するも、離脱地点が脳内位置情報から50mというあり得ない程の乖離。

って、タケノコ狩り3アタックもするから、7時間も山の中に居たことになる。

朝5時に入山して離脱したのは、12時(笑)


この量があれば1年間食べるに困らない・・・と思ったがお裾分け等色々していたら、

我が家分の保存食は瓶詰4本、冷凍5袋と全く足りない。

しかも、瓶詰の内1本は泡が出ており明らかに失敗orz

来週も本気のタケノコ狩りに行こうと思います。

今回で脳内の地図もデータが修正されたので、次回は少しマシになるような?

人間何事も経験ですね。

経験を継承してくれる先人にも感謝です。


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