イカちゃん好調。

2017年01月06日 00:19

明けましておめでとうございます。

平素このブログをご覧いただく皆様誠にありがとうございます。

1発目ですので、釣り方についての考え方・戦略をしっかり?書いてみたいと思います。

今年はそういうスタイルで書いて行こうかも検討中です。



さて、新年1発目は新潟が荒れても出船率の高い富山湾でのイカ釣りです。

12月から船長に行きたい!行きたい!と言っていた待望のイカ釣り。

昔は、たいして大きいものが釣れるわけでもなく、

ジギングのように夢(ブリ等の大型魚)が釣れる訳でもなく、

スルメは単価も安い。

※現在は高い、鮮度の良い大型は末端でも1杯400円
 12月の記憶にある卸最高値は1㎏1300円安値1000円近い
 昨年の2倍の価格、最早高級イカである
 店頭からスルメイカが消えるわけだ
 因みに冷凍でも950円
 ヤリイカは4000円・・・
 高いからと言って食っても味は変わらないけど・・・
 参照:食品市場新聞

行きたいと思う理由はあまりなかったのですが、

自分、数釣りが好きなようで^^;

一回行ったらこの釣りも奥が深く面白いんですよね。

釣行の度に次回の課題が出て来て、それをクリアすると釣果もおのずと上がる。

何でもそうですが、考えて引き出しを多く持つことが大切だと最近つくづく感じます。

前回に引き続き今回も竿頭だったような気がする。



立山連峰からの日の出(元旦ではないですが^^;)



なんとも神々しい。

つくづく素晴らしい環境だと思う。

気ばかり焦り、仕掛けの投入中に撮影。

自宅に小型水中ライトの電池を忘れて来たので、単3電池の中型ライトを付ける。

帰宅後に判明したのですが、電池を忘れたのは思い込みで、

小型水中ライトの中に最初から入っていました。

とうとう耄碌が始まったようです(原因は徹夜明けだと思いたい)

で・・・釣れないのですが^^;

ポイントを大きく湾奥の定番ポイントに移動する。

湾奥の遊漁船も浮いていたので、去年も良い思いをした場所?

期待をして投入すると、着底前に仕掛けが中層止まった。

スルメがフォール中に抱いた様子。

合わせを入れると、濡れ雑巾が引っかかったような感触とともに、

グイッグイッとイカちゃん特有の引きがある。

陸っぱりのアオリイカが乗った時と同じような感触である。

数を釣るためには連掛けが一番、乗った棚からしゃくりあげる。

→途中でいなくなる(バラシ)orz

欲をかいてそんなことを繰り返していたせいで数が伸びない。

周りの皆様は順調に1杯1杯丁寧に釣っている。

しかもスルメのサイズがデカイ!

同行のM氏にも最初の2時間程は数で負けていたような???

サイズでも負けた、胴長30㎝のスルメが混じったそうだ。



さて、ここで1回目の戦略変更。

針のサイズについては、

船長「釣っているお客さんを見ていると、ヤリイカは11㎝のタマゴ針が良いですよ。」

ここまでは、11㎝のサカナ針を使っていたが、スルメイカのサイズが良いので、

ヤリイカは無視してスルメを専門に狙う作戦。

14㎝のタマゴ針に変更。

また、落下速度&手返し最優先で水中ライトを外す。

船長「竿頭の人はだいたいライト付けてるよ。」

この仕掛け交換で流れが変わった気がする。

で、連掛け狙いで攻めるも2杯が良いところ。

なかなか思うように掛からないしバラシが多い。

スルメの吸盤やヤリイカのゲソも切れて時折ついてくる。

船長「米さん巻き上げ速度早すぎるんじゃない?もっとゆっくりやったら?」

手返し重視なのでそうはいきません。

数釣り戦略として、「バレるものはバレる」そういうものなのです。

船長の言うことをことごとく聞かない嫌な客だ^^;



今回はフォール中の当たりが多かったので、

100m以深では5m刻みでサミングして食わせの間を入れる。

ヤリイカも欲しいため、着底後5秒程ステイする。

底から5mはソフトなシャクリで攻める。

イカが乗っても、底から20mは最低シャクリ上げる。

釣果を最大化するための手返し戦略。



あと、最大の見せ場がありました。

船長もビックリの10本針9杯ヤリイカヒット。

お祭りして解いてから上げたのに9杯・・・もしかすると、

10数杯ついていたのかもしれません。





で、今回の功労はこの新作兵器。



イカ角投入機。

重りを投擲すると、重りに引っ張られてイカ角をスムーズに投入できるのである。

今までの苦労は何だったのだろう???

超楽ちん。

ただし、家での収納が超邪魔。

メリットとしては、移動中の仕掛け絡みが軽減できる。

最もヒット率の高い移動後の1投目の投入がスムーズ。

これがあるとないのでは、少し大袈裟ですが1割位差が出るかもしれません。

お陰で80リットル箱にたくさんイカちゃんが入りました。

3・4杯泳がせでヤリイカ使て少なくなっています。



イカちゃんは水が苦手、袋とかに入れるとお家に帰った時には真っ白になっている。

穴を空けたトレーに入れておけば、数日は新鮮なイカを食べることが出来ます。



■次回課題

直結仕掛け。中層でスルメが掛かること防ぐことが出来、

ヤリイカ・スルメともにやる気がある時にヤリイカ釣りに有効と思われる。

スルメが多いと、中層で仕掛けが止まり、ヤリイカのいる底まで仕掛けが落ちません。



オモリと下から2本目までの針の間隔を狭くする。

ヤリイカは普段底から5m程度に居る気がする。



ウキスッテがスルメイカは好きなようなので、仕掛けに2・3本入れる。

また、今回のヒットカラーは1番ピンク、2番薄い青でした。



スルメとヤリのイカ・・・うどん。



アオリ・スルメ・ヤリの三種のゲソ炒め・・・味に大きな違いがない^^;



徹夜明けでガムやらエナジードリンクでドーピングして帰ってきたので、

味が分からなくなってしまったようである。


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