明けましておめでとうございます。
平素このブログをご覧いただく皆様誠にありがとうございます。
1発目ですので、釣り方についての考え方・戦略をしっかり?書いてみたいと思います。
今年はそういうスタイルで書いて行こうかも検討中です。
さて、新年1発目は新潟が荒れても出船率の高い富山湾でのイカ釣りです。
12月から船長に行きたい!行きたい!と言っていた待望のイカ釣り。
昔は、たいして大きいものが釣れるわけでもなく、
ジギングのように夢(ブリ等の大型魚)が釣れる訳でもなく、
スルメは単価も安い。
※現在は高い、鮮度の良い大型は末端でも1杯400円
12月の記憶にある卸最高値は1㎏1300円安値1000円近い
昨年の2倍の価格、最早高級イカである
店頭からスルメイカが消えるわけだ
因みに冷凍でも950円
ヤリイカは4000円・・・
高いからと言って食っても味は変わらないけど・・・
参照:食品市場新聞
行きたいと思う理由はあまりなかったのですが、
自分、数釣りが好きなようで^^;
一回行ったらこの釣りも奥が深く面白いんですよね。
釣行の度に次回の課題が出て来て、それをクリアすると釣果もおのずと上がる。
何でもそうですが、考えて引き出しを多く持つことが大切だと最近つくづく感じます。
前回に引き続き今回も竿頭だったような気がする。
立山連峰からの日の出(元旦ではないですが^^;)
なんとも神々しい。
つくづく素晴らしい環境だと思う。
気ばかり焦り、仕掛けの投入中に撮影。
自宅に小型水中ライトの電池を忘れて来たので、単3電池の中型ライトを付ける。
帰宅後に判明したのですが、電池を忘れたのは思い込みで、
小型水中ライトの中に最初から入っていました。
とうとう耄碌が始まったようです(原因は徹夜明けだと思いたい)
で・・・釣れないのですが^^;
ポイントを大きく湾奥の定番ポイントに移動する。
湾奥の遊漁船も浮いていたので、去年も良い思いをした場所?
期待をして投入すると、着底前に仕掛けが中層止まった。
スルメがフォール中に抱いた様子。
合わせを入れると、濡れ雑巾が引っかかったような感触とともに、
グイッグイッとイカちゃん特有の引きがある。
陸っぱりのアオリイカが乗った時と同じような感触である。
数を釣るためには連掛けが一番、乗った棚からしゃくりあげる。
→途中でいなくなる(バラシ)orz
欲をかいてそんなことを繰り返していたせいで数が伸びない。
周りの皆様は順調に1杯1杯丁寧に釣っている。
しかもスルメのサイズがデカイ!
同行のM氏にも最初の2時間程は数で負けていたような???
サイズでも負けた、胴長30㎝のスルメが混じったそうだ。
さて、ここで1回目の戦略変更。
針のサイズについては、
船長「釣っているお客さんを見ていると、ヤリイカは11㎝のタマゴ針が良いですよ。」
ここまでは、11㎝のサカナ針を使っていたが、スルメイカのサイズが良いので、
ヤリイカは無視してスルメを専門に狙う作戦。
14㎝のタマゴ針に変更。
また、落下速度&手返し最優先で水中ライトを外す。
船長「竿頭の人はだいたいライト付けてるよ。」
この仕掛け交換で流れが変わった気がする。
で、連掛け狙いで攻めるも2杯が良いところ。
なかなか思うように掛からないしバラシが多い。
スルメの吸盤やヤリイカのゲソも切れて時折ついてくる。
船長「米さん巻き上げ速度早すぎるんじゃない?もっとゆっくりやったら?」
手返し重視なのでそうはいきません。
数釣り戦略として、「バレるものはバレる」そういうものなのです。
船長の言うことをことごとく聞かない嫌な客だ^^;
今回はフォール中の当たりが多かったので、
100m以深では5m刻みでサミングして食わせの間を入れる。
ヤリイカも欲しいため、着底後5秒程ステイする。
底から5mはソフトなシャクリで攻める。
イカが乗っても、底から20mは最低シャクリ上げる。
釣果を最大化するための手返し戦略。
あと、最大の見せ場がありました。
船長もビックリの10本針9杯ヤリイカヒット。
お祭りして解いてから上げたのに9杯・・・もしかすると、
10数杯ついていたのかもしれません。
で、今回の功労はこの新作兵器。
イカ角投入機。
重りを投擲すると、重りに引っ張られてイカ角をスムーズに投入できるのである。
今までの苦労は何だったのだろう???
超楽ちん。
ただし、家での収納が超邪魔。
メリットとしては、移動中の仕掛け絡みが軽減できる。
最もヒット率の高い移動後の1投目の投入がスムーズ。
これがあるとないのでは、少し大袈裟ですが1割位差が出るかもしれません。
お陰で80リットル箱にたくさんイカちゃんが入りました。
3・4杯泳がせでヤリイカ使て少なくなっています。
イカちゃんは水が苦手、袋とかに入れるとお家に帰った時には真っ白になっている。
穴を空けたトレーに入れておけば、数日は新鮮なイカを食べることが出来ます。
■次回課題
直結仕掛け。中層でスルメが掛かること防ぐことが出来、
ヤリイカ・スルメともにやる気がある時にヤリイカ釣りに有効と思われる。
スルメが多いと、中層で仕掛けが止まり、ヤリイカのいる底まで仕掛けが落ちません。
オモリと下から2本目までの針の間隔を狭くする。
ヤリイカは普段底から5m程度に居る気がする。
ウキスッテがスルメイカは好きなようなので、仕掛けに2・3本入れる。
また、今回のヒットカラーは1番ピンク、2番薄い青でした。
スルメとヤリのイカ・・・うどん。
アオリ・スルメ・ヤリの三種のゲソ炒め・・・味に大きな違いがない^^;
徹夜明けでガムやらエナジードリンクでドーピングして帰ってきたので、
味が分からなくなってしまったようである。